警備部
警備部（けいびぶ）は、日本の各都道府県警察本部に置かれている部署の一つ。
概要
警察本部の規模によって課の数が異なり、大規模警察本部の警備部は、日本共産党関連事案担当の公安第一課、右翼事案担当の公安第二課、極左事案担当の公安第三課、外事課、警備課、航空隊の計六課である。公安第一課は警備部の筆頭課として、機動隊の運用や資機材の管理など警備部の総務も兼ねている[1]。
なお、東京都を管轄する警視庁では公安部として警備部から独立している。所属警察官約1100名を擁し、都内の所轄警察署警備課を合わせて2000人以上となり、日本の公安警察の中では最大の組織である[1]。
警備部には、集団警備力によって有事即応体制を保持する常設の基幹部隊である機動隊が置かれ、多くの警察本部では一個隊が編成されているが、警視庁警備部では第一機動隊から第九機動隊及び特科車両隊の計十個隊が、大阪府警察と千葉県警察に各三個隊、神奈川県警察と福岡県警察に各二個隊が編成されている。機動隊には各種事案に対応するための機能別部隊が編成され、爆発物処理班や銃器対策部隊、NBCテロ対応専門部隊、レスキュー部隊、水難救助部隊などがある。
脚注
- ^ a b 大島真生『公安は誰をマークしているか』新潮新書、2011年8月20日、ISBN 978-4-10-610433-6。
関連項目
| 内閣情報会議 | |
|---|---|
| 内閣官房※ | |
| 防衛省※・自衛隊 | (防衛省)情報本部 - 電波部、画像・地理部 | 防衛政策局※ - 調査課 |
| 警察庁※・都道府県警察 | |
| 国土交通省 | |
| 法務省 | |
| 外務省※ | （外務省）大臣官房 - 情報通信課 - 外務省船橋分室 | 総合外交政策局 - 国際安全・治安対策協力室、国際テロ情報収集ユニット |
| ※合同情報会議の構成機関 | |
 | この項目は、警察に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています。 |