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松井督治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松井 督治
まつい とくじ
生年月日 (1960-12-03) 1960年12月3日(63歳)
出生地 日本の旗 日本 大分県東国東郡武蔵町
出身校 大分大学大学院経済学研究科博士課程
前職 大分放送アナウンサー
所属政党 無所属
称号 経済学博士(大分大学・2022年)

当選回数 1回
在任期間 2023年3月6日 - 現職
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松井 督治(まつい とくじ、1960年12月3日[1] - )は、日本の政治家フリーアナウンサー大分放送(OBS)在籍時はアナウンサーや同局報道部長を歴任。現在は独立し、フリーアナウンサーや講師として活動している。大分県国東市(旧武蔵町)出身[2]血液型O型。国東市長(1期目)。

略歴・人物[編集]

東京学芸大学[2]東京アナウンス学院を卒業後、1983年OBSに入社[1][3]

小学校、中学校、高校と一貫して放送部に所属。大学では生物学を専攻していたが、その面白さに一時は生物学者になろうかとも思ったという[3]

OBS在籍時には、アナウンサーとして、大分弁ジョークを紹介する「松井督冶の夕方なしか!」を担当したり、「ちょるちょるワイド」の中でも大分弁を扱ったコーナーを持つなど、大分弁を愛し、伝え、守っている。かつては『僕たちアニメマインド・アニパック10』のパーソナリティを務めていたが、始めた当時は『宇宙戦艦ヤマト』以来のアニメに関する知識が無かったそうで、話題に付いて行こうと奮闘する様子がまたリスナーに人気だったという[3]。過去にはスポーツ実況も行なっており、別府大分毎日マラソン大分トリニータ(松井が担当していた当時は「大分トリニティ」だった)などを中心に活躍していた。

2002年アナウンス部長、2009年報道部長、2015年報道制作局長、2018年メディア局長を歴任し、2020年12月に定年退職[4][2]


定年退職の際に「夕方なしか!」のMCを「旅に出る」という形でいったん離れるが、後にフリーアナウンサーとして復帰を果たした。2022年4月9日より、テレビ大分(TOS)の情報番組「サタデーパレット」のMCとしてOBS以外の番組に初参加。その傍ら、OBS在職中の2017年に大分大学大学院経済学研究科博士後期課程に入学。経済学及び地域政策分野の研究で、2022年に修了し[2]経済の博士号を取得[5]

2022年12月26日、翌年2月12日告示、同19日投開票の国東市選挙に無所属で立候補する意向を表明[2]

2023年2月19日、国東市長選挙に当選[6]。同年3月6日に初登庁[7]

担当番組[編集]

以下すべて大分放送

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e DJ名鑑 1987三才ブックス、1987年2月15日、285頁。
  2. ^ a b c d e 大分・国東市長選、元アナウンサーの松井氏が出馬表明 西日本新聞、2022年12月27日
  3. ^ a b c 月刊ラジオパラダイス 1989年1月号 p.116「お答えしませう」
  4. ^ 新しい国東市づくり研究会連絡所
  5. ^ 「大分弁俳句」選者・松井さん、経済学博士に「熱意持てるすごく楽しい」 /大分毎日新聞(2022年11月5日)
  6. ^ 【速報】国東市長選挙 新人の松井督治氏が初当選 大分 FNNプライムオンライン 2023年2月19日2023年2月23日閲覧。
  7. ^ 国東市の松井新市長初登庁 “市の魅力県内外に発信したい”|NHK 大分県のニュース”. NHK NEWS WEB (2023年3月6日). 2023年3月6日閲覧。

外部リンク[編集]