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サン=ルイ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サン=ルイ島
île Saint-Louis

サン=ルイ島(トゥルネル橋からの眺望)
所在地 フランスの旗 フランスパリ
所在海域 セーヌ川
座標 北緯48度51分06秒 東経2度21分23秒 / 北緯48.85167度 東経2.35639度 / 48.85167; 2.35639
面積 0.11 km²
人口 2,323人(2016年)
サン=ルイ島の位置(パリ4区内)
サン=ルイ島
サン=ルイ島の位置
サン=ルイ島の位置(パリ内)
サン=ルイ島
サン=ルイ島 (パリ)
プロジェクト 地形
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サン=ルイ島の位置
サン=ルイ=アン=リル教会

サン=ルイ島 (サン=ルイとう、: île Saint-Louis) は、フランスパリの中心部を流れるセーヌ川中州である。パリ4区に属し、シテ島と並んで、「パリ発祥の地」とも称される。ノートルダム大聖堂のあるシテ島のセーヌ川上流、東側(ノートルダム大聖堂の後ろ側)に位置している。

古くから大貴族や著名人が邸宅を構える最高級住宅街として知られ、世界的大富豪ロスチャイルド家も邸宅を所有していた(現在はカタールの王族に売却)。日本人では女優の岸恵子が住む。

名前の由来は聖王ルイ(サン・ルイ)である。ただし、彼が建てたサント・シャペルは下流のシテ島にある。また、フランス革命期には「友愛島」(le de la Fraternité) と改称されたこともある。

観光名所[編集]

  • パリの有名なアイスクリーム屋ベルティヨンは、サン=ルイ=アン=リル通り29番地から31番地に店を出している。

サン=ルイ島とつながっている橋[編集]

この島に渡れる橋は以下の5本である。

サン=ルイ島にゆかりのある有名人[編集]

ランベール館 (Hôtel Lambert) 居住者

脚注[編集]

  1. ^ 1968年10月、アラン・ドロンのボディガードであったステファン・マルコヴィッチが射殺体で発見された事件(マルコビッチ事件、L'affaire Marković)では、アランとナタリー・ドロン夫妻のほか、クロードら大統領夫妻も巻き込まれた。同事件は迷宮入りした。
  2. ^ Nancy Cunard: Heiress, Muse, Political Idealist Lois G. Gordon, Professor Lois Gordon, Columbia University Press, 2007. 118 p
  3. ^ he Golden Moments of Paris: A Guide to the Paris of the 1920s John Baxter, Museyon, 2014/03/01. 233 p

関連項目[編集]

外部リンク[編集]