BEE CARD
BEE CARD(ビーカード)とは、1985年にハドソンと三菱樹脂が共同開発し、MSXおよび日本電気PC-9800シリーズで使われた世界初のメモリーカードである。
MSX用ゲームソフトとしては、野球狂、ジェットセットウィリー、スターフォース、プーヤン、ボンバーマン・スペシャル、スターソルジャー、高橋名人の冒険島の計7タイトルがリリースされた。そのままではMSXのカートリッジスロットに挿入できないため、「BEE PACK」という別売のアダプターを介して使用する。第1弾ソフトの野球狂は「BEE PACK」同梱で価格据え置きの初回限定版が5,000セット販売された。
その他[編集]
BEE CARD自体はあまり普及したとは言い難いが、その後、1987年にハドソンとNECホームエレクトロニクスがPCエンジン用のカード型ROMカートリッジとして共同開発したHuCARDに技術が活用され、日の目を見たと言える。
物理的にはPCエンジン用HuCARD、SG-1000用マイカードとはほぼ同等品であるが、ピンアサイン・フォーマットが違い互換性はない。
関連項目[編集]
脚注[編集]