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AQUA (今井美樹のアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
AQUA
今井美樹スタジオ・アルバム
リリース
録音 WARNER MUSIC RECORDING STUDIO
SOUND INN STUDIO
VICTOR STUDIO
今井邦彦・グレッグ・カルビ英語版(マスタリング)
ジャンル J-POP
レーベル ワーナーミュージック・ジャパン
プロデュース 布袋寅泰
チャート最高順位
今井美樹 アルバム 年表
太陽とヘミングウェイ
2000年
AQUA
(2001年)
Goodbye Yesterday -the best of MIKI IMAI-
2002年
『AQUA』収録のシングル
  1. 潮騒/猫の唄」
    リリース: 2001年7月25日
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AQUA』(アクア)は、2001年8月22日に発売された今井美樹の13作目のオリジナル・アルバム。発売元はワーナーミュージック・ジャパン

概要[編集]

前作『太陽とヘミングウェイ』に続いて、夏を意識したコンセプト・アルバムであり、ワーナーミュージック・ジャパンからリリースされた最後の作品となった。本作でも布袋寅泰が全面的にプロデュースおよび作曲、ギター演奏を担当している。前作に見られた打ち込みをベースとしたサウンドから変化し、本作では固定メンバーによるバンド演奏の形が採られている[2]

レコーディング・エンジニアの今井邦彦は、約20年ぶりに発表されたスティーリー・ダンの新作アルバム『トゥー・アゲインスト・ネイチャー』の高品質録音に影響を受け、当時のCDフォーマットで最高品質のデジタル・ハイビット方式録音を行った。マスタリングは世界的エンジニアであるグレッグ・カルビ英語版が担当した(ニューヨーク・スターリング・サウンド[3])。

1991年発売の『Lluvia』以来10年ぶりに佐藤準が編曲で参加。M-2「FLASHBACK」では、スペシャルゲストとして渡辺貞夫アルト・サクソフォーン演奏で参加している。

先行シングル「潮騒」とカップリング曲「猫の唄」を収録。タイトル曲「AQUA」はフジテレビ系「金曜エンタテイメント」エンディングテーマとして使用された[2]

収録曲[編集]

CD
全作曲: 布袋寅泰、全編曲: 布袋寅泰(特記以外)。
#タイトル作詞作曲・編曲その他の編曲時間
1.「AQUA」今井美樹布袋寅泰 
2.「FLASHBACK」岩里祐穂布袋寅泰佐藤準
3.「Two Hearts」布袋寅泰布袋寅泰村田陽一(ストリングス)
4.潮騒布袋寅泰布袋寅泰村田陽一(ストリングス)
5.「Dragonfly」今井美樹布袋寅泰 
6.「シエスタ」今井美樹布袋寅泰 
7.「夏空」岩里祐穂布袋寅泰村田陽一(ストリングス)
8.猫の唄布袋寅泰布袋寅泰 
9.「JOHNNY CAN'T PLAY GUITAR」布袋寅泰布袋寅泰 
10.「幸せ」布袋寅泰布袋寅泰 
11.「OVAL」布袋寅泰布袋寅泰佐藤準
合計時間:

ミュージシャン[編集]

  • Drums:山木秀夫(#1〜10)
  • Bass:高水健司(#1〜10)、布袋寅泰(#11)
  • E. Guitar:今剛(#1, 2, 3, 5, 6, 10)、布袋寅泰(#3, 4, 5, 7, 9, 10)
  • A. Guitar:今剛(#4, 7, 8, 9)、布袋寅泰(#6, 8)、笛吹利明(#11)
  • Gut Guitar:布袋寅泰(#1)
  • E. Piano:佐藤準(#1)、齋藤有太(#2, 3, 5, 6)
  • A. Piano:齋藤有太(#4, 7, 10)
  • Organ:齋藤有太(#9)
  • Synthesizer:佐藤準(#2)
  • Percussion:浜口茂外也(#1, 9)
  • Strings:篠崎正嗣 Group(#3, 4, 7)、加藤高志 Group(#11)
  • Alto Saxophone:渡辺貞夫(#2)
  • Harmonica:八木のぶお(#8)
  • Flute:旭孝(#11)
  • Clarinet:石橋雅一(#11)
  • Oboe:星野正(#11)
  • Fagotto:大畠篠亮(#11)
  • B. Vocals:今井美樹(#2, 5)、布袋寅泰(#1, 5, 8)、田中雪子(#1, 4, 8, 10)、小嶋希代子(#1, 4, 5, 6, 8, 10)

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ AQUA|今井美樹”. ORICON NEWS. oricon ME. 2024年5月11日閲覧。
  2. ^ a b 今井美樹『AQUA』のアルバムページ”. レコチョク. 2024年5月11日閲覧。
  3. ^ Sterling Sound Tokyo (@sterlingtokyo) / X”. X. 2022年2月19日閲覧。

外部リンク[編集]