西中島南方駅
西中島南方駅 | |
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南口外観(2018年9月) | |
にしなかじまみなみがた Nishinakajima-Minamigata | |
◄M13 新大阪 (0.7 km) (1.8 km) 中津 M15► | |
右下は南方駅 | |
所在地 | 大阪市淀川区西中島一丁目12-10 |
駅番号 | M14 |
所属事業者 | 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) |
所属路線 | ●御堂筋線 |
キロ程 |
3.6 km(江坂起点) 箕面萱野から12.0 km |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
28,770人/日(降車客含まず) -2022年- |
乗降人員 -統計年度- |
56,702人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1964年(昭和39年)9月24日 |
乗換 | 南方駅(阪急京都本線) |
西中島南方駅(にしなかじまみなみがたえき)は、大阪府大阪市淀川区西中島一丁目にある、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) 御堂筋線の駅。駅番号はM14。
接続する鉄道路線[編集]
地下鉄堺筋線と阪急千里線(相互直通運転)の連絡乗車券は天神橋筋六丁目駅経由指定であり、当駅での直接乗り継ぎはできない。
歴史[編集]
- 1964年(昭和39年)9月24日:1号線(現在の御堂筋線)の梅田 - 新大阪間開通とともに開業。
- 1974年(昭和49年)7月22日:分区により駅の所在地が東淀川区から淀川区に変更となる。
- 2018年(平成30年)4月1日:大阪市交通局の民営化により、所属事業者・管轄が大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) に変更。
- 2021年(令和3年)1月23日:可動式ホーム柵の使用を開始[1]。
駅構造[編集]
軌道およびホームは国道423号(新御堂筋)の双方車線に挟まれる位置にあり、地上を走行する阪急京都本線を高架でまたいでいる(高さ地上約5m)。改札口は駅の南北両端の地上部にある。
他の御堂筋線の高架駅は島式ホームなのに対して、当駅は唯一相対式ホームとなっている。これは、当初は他駅と同様に島式ホームにする予定だったが、周辺の区画整理事業の遅れにより、御堂筋線の建設が新御堂筋との同時施工から通常の用地買収方式での御堂筋線のみの単独施工に変更されたため、相対式ホームに設計が変更されたことによる[2]。
昇降設備は、北改札内、南改札内ともに各ホームに上りエスカレーターとエレベーターがある[3]。
新大阪駅とは駅間距離が僅か700mしか離れておらず、当駅ホームから新大阪駅ホームやそこに停まっている電車が見える。
トイレは北改札内、南改札内のそれぞれにあり、どちらもオストメイトに対応した多機能トイレがある。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 行先[4] |
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1 | 御堂筋線 | 梅田・なんば・なかもず方面 |
2 | 新大阪・箕面萱野方面 |
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ホーム(2015年8月)
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リニューアル後の北口(2018年10月)
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リニューアル前の南改札口(2007年9月)
利用状況[編集]
2022年11月15日の1日乗降人員は56,702人(乗車人員:28,770人、降車人員:27,932人)である[5]。
年度 | 調査日 | 乗車人員 | 降車人員 | 乗降人員 |
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1981年(昭和56年) | 11月10日 | 25,664 | 23,441 | 49,105 |
1985年(昭和60年) | 11月12日 | 27,590 | 25,544 | 53,134 |
1987年(昭和62年) | 11月10日 | 31,665 | 29,169 | 60,834 |
1990年(平成 | 2年)11月 | 6日32,850 | 30,061 | 62,911 |
1995年(平成 | 7年)[注 1]2月15日 | 32,644 | 29,749 | 62,393 |
1998年(平成10年) | 11月10日 | 29,886 | 28,011 | 57,897 |
2007年(平成19年) | 11月13日 | 29,899 | 28,358 | 58,257 |
2008年(平成20年) | 11月11日 | 29,863 | 28,251 | 58,114 |
2009年(平成21年) | 11月10日 | 29,542 | 28,042 | 57,584 |
2010年(平成22年) | 11月 | 9日28,745 | 27,325 | 56,070 |
2011年(平成23年) | 11月 | 8日29,291 | 28,011 | 57,302 |
2012年(平成24年) | 11月13日 | 29,333 | 28,252 | 57,585 |
2013年(平成25年) | 11月19日 | 29,956 | 28,889 | 58,845 |
2014年(平成26年) | 11月11日 | 30,243 | 29,442 | 59,685 |
2015年(平成27年) | 11月17日 | 31,437 | 30,708 | 62,145 |
2016年(平成28年) | 11月 | 8日32,050 | 31,006 | 63,056 |
2017年(平成29年) | 11月14日 | 33,231 | 31,827 | 65,058 |
2018年(平成30年) | 11月13日 | 33,553 | 32,306 | 65,859 |
2019年(令和元年) | 11月12日 | 33,925 | 32,769 | 66,694 |
2020年(令和 | 2年)11月10日 | 28,387 | 27,591 | 55,978 |
2021年(令和 | 3年)11月16日 | 27,928 | 27,258 | 55,186 |
2022年(令和 | 4年)11月15日 | 28,770 | 27,932 | 56,702 |
駅周辺[編集]
駅周辺は北に隣接する新大阪駅から市街地が連坦しており、オフィスビル、ホテル、マンションのオフィス街や、居酒屋・風俗店などの歓楽街が入り混じっているため、昼夜人通りが絶えることがない。
- 日清食品ホールディングス 本店・大阪本社
- 日清食品 大阪本社
- キーエンス 新大阪ビル
- 類塾本部 類グループ本社
- 公文教育会館
- 大原簿記専門学校
- 大阪医療秘書福祉専門学校
- 東淀川税務署
- 西中島南方駅前郵便局
- 淀川西中島郵便局
- 淀川木川東郵便局
- りそな銀行新大阪駅前支店
- グルメシティ南方店
- ホテルコンソルト
- ホテルオークス新大阪
- 新大阪サニーストンホテル
- ホテルCity Villa R
- 正福寺
- 淀川通
- 国道423号(新御堂筋)
バス路線[編集]
駅南側(淀川通)に地下鉄西中島南方停留所、駅北側に西中島停留所および西中島五丁目停留所があり、大阪シティバスにより運行される以下の路線が発着する。
- 地下鉄西中島南方
- 西中島 / 西中島五丁目
駅名の由来[編集]
大阪で初めて2つの地名を合体させた駅名といわれている[6]。駅名の決定にあたっては、周辺住民から旧自治体名(西成郡西中島町)に由来する広域地名である「西中島」と、西中島町の9大字の一つで、阪急の駅と同名である「南方」の2つの案が提示されていたが、両案を合体させる形で決着した経緯がある。ただし、阪急の駅は「みなみかた」と清音であるのに対し、当駅は「にしなかじまみなみがた」と濁音である。異なる地名が合体する例はOsaka Metroの駅名ではよく見られ、特に谷町線に多い。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ 『御堂筋線西中島南方駅の可動式ホーム柵の運用開始について』(プレスリリース)Osaka Metro、2021年1月19日。 オリジナルの2021年1月19日時点におけるアーカイブ 。2021年1月19日閲覧。
- ^ a b 石本隆一『大阪の地下鉄―創業期から現在までの全車両・全路線を詳細解説-』産調出版、1999年、ISBN 4-88282-206-7、p.95
- ^ “Osaka Metro|西中島南方”. www.osakametro.co.jp. 2018年8月12日閲覧。
- ^ “Osaka Metro|西中島南方”. 大阪市高速電気軌道. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “路線別乗降人員(2020年11月10日 交通調査)” (PDF). Osaka Metro. 2021年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月3日閲覧。
- ^ 谷川彰英『大阪「駅名」の謎-日本のルーツが見えてくる-』祥伝社黄金文庫、2009年4月、p.101
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 西中島南方駅 - Osaka Metro