皇統(こうとう)
一般的には前者の「天皇の血統」を指す。古くは「日嗣」「日継」とも呼ばれた。「日嗣」とは皇祖以来の皇統譜であり、父系(男系)の血脈により世襲により継承されてきた天皇、皇族の系譜である。
古代においては天皇の葬祭儀礼において殯宮において読み上げられた(「日本書紀」皇極元年十二月条)[2]。
その記録を記したものが古くは「古事記」「日本書紀」編纂の元となった「帝紀」であり、現在では「皇統譜」と呼ばれるものである。