バレ・リーウー症候群

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バレー・リーウー症候群( - しょうこうぐん、Barré-Liéou syndrome)とは、頸部の損傷にともなって発生する一連の自律神経症状をいう。 頭痛、めまい、耳鳴り、視力障害、顔面や上肢の感覚異常などの不定愁訴が主体である。 原因については諸説あり、頸部交感神経緊張亢進を原因とする説、椎骨動脈の循環障害を原因とする説、頸部軟部組織の緊張亢進を原因とする説などがある。

むちうち損傷の結果、バレー・リーウー症候群みられることがある。

参考文献[編集]

  • 社団法人全国柔道整復学校協会 監修 『柔道整復学・理論編』改訂第5版 南江堂、2009年
  • 社団法人全国柔道整復学校協会 監修・松下隆・福林徹・田渕健一 『整形外科学』改訂第3版 南江堂、2007年