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ハミルトン湾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

座標: 北緯54度17分39秒 西経57度53分56秒 / 北緯54.29417度 西経57.89889度 / 54.29417; -57.89889

ハミルトン湾(カートライトからハッピーバレー・グースベイに向かうフェリー上からの風景)

ハミルトン湾(ハミルトンわん、英語: Hamilton Inlet)はカナダ東部・ラブラドール半島の東海岸に食い込んだフィヨルド状の。大河チャーチル川およびナスコーピ川(Naskaupi River)が注ぎ込むメルヴィル湖が湾の奥にあってつながっており、ともにこの地方最大の河口を形成している。メルヴィル湖もハミルトンの入江の一部とみなされることもある。

ハミルトン湾の長さは140kmで、最奥部に空軍基地の町ハッピーバレー・グースベイHappy Valley-Goose Bay)がありラブラドール地方の中心となっている。この町はラブラドル海から遠く、の発生が少ないことから基地建設が行われて発展した。湾口にはリゴレット(Rigolet)という共同体があり、狭く深い海峡を形成している。

湾岸のカートライト(Cartwright)やルイスポート(Lewisporte)からハッピーバレー・グースベイへはフェリーが通っている。